Wed
09/12
2007
まるマ二次:ヤマもオチもありません。
そしてタイトルもありません(爆)
ヒマ潰しにつらつら書いていたムラプ。
続・・・きません、多分(爆)
『うわ、会っちゃった』とでも言いたそうな表情をされて、苦笑する。
どうも僕は彼から嫌厭されている様な気がする。
僕と直接話した事は多分数えるくらいしかないだろう。
複数でいる時でも、何となく話している様で、その実僕に対して発言する事はあまりない。
廊下ですれ違う程度ならこんな表情はしないだろう。
恐らく彼にとっては最悪な『会っちゃった』だ。
調べ物をしたくて、書庫に籠もっていた。
そこへやって来てしまった彼は、けれどバッチリと目が合ってしまった手前引き返す事も出来ない様子だ。
「やぁ、何か調べ物?」
とりあえず、何も気付かない様な顔をして笑いかける。
「あ、いや・・・頼まれて」
手にしていた数冊の本を持ち上げる。
その内の1冊は、渋谷の机の上で見た気がする。
「渋谷もそれくらい自分でやれば良いのにねぇ」
視線を本に戻して呟く。
「君も、渋谷には何だかんだ言って甘いから・・・まぁ君だけじゃないけど」
勿論自分も数の内だ。
彼は肯定も否定もなく、奥の本棚へ向かう。
これ以上僕と会話を続ける気はないという事だろう。
「まぁ良いけど・・・でもちょっと落ち込むなぁ」
こっそり溜息を落とす。
彼が僕を嫌っているとしても、僕は結構彼のことが気に入っている。
渋谷言うところの「チームメイト」なんだから、もう少し親しくなってくれても良いのではないかと思ったりもするのだけれど・・・
そういえば最初から僕は彼に避けられていたなと思い出す。
名乗りはしなかったけれど、彼は僕が「大賢者」だと気付いていたのだろう
「・・・・・・あれ」
フと浮かんだ疑問。
何となく聞いてみたくて、まだ奥に居た彼に近づく。
「ねぇ、フォンビーレフェルト卿」
声をかけられるという事は、近づく足音で察していたのだろう。
『嫌だなぁ』感たっぷりのオーラが漂っているけれど、彼はこちらを振り向いた。
「君は"僕"が嫌い?それとも"大賢者"が?」
「・・・は?」
「いや、僕自身が嫌われてるんだったら仕方ないかなーって思うけど。そうでないなら話が違うだろう?」
「べ、別に、嫌ってなんか・・・」
珍しく泳いでしまっている視線に、僕は思わず吹き出した。
「君って、ホント素直だよね」
羨ましくなるくらいに。
「別に好いてくれって言ってるワケじゃないよ。 ただ、嫌われているのはどっちかな、って」
「どっちと言っても・・・ 猊下は猊下で・・・」
「村田健=大賢者って事かな」
「そう、だろう・・・?」
恐らく質問の意図は通じていない。
彼は戸惑った様に、僕を見た。
目が合いそうになろうものならすぐに視線を外されてしまうから、これは相当珍しい。
「僕と・・・"村田健"と"大賢者"はイコールじゃないよ」
分からない、と言いたげに首を傾げる。
「村田健は村田健で、大賢者であった事はないから。
僕は渋谷と同じ年数しか生きてない。
ただ、大賢者であった人物がどんな風に生きていたか、何を考えていたか、そんな事を知っているだけだよ」
はっと顔を上げて、それから考え込むように俯いた。
「・・・・・・まぁ良いや。 嫌われているのは確定みたいだし・・・」
そんなに考え込む様な質問をしたつもりはなかった。
けれど彼は予想以上に難しい顔をして黙り込んでしまったから。
別に待っているのが嫌になったワケでも、答えを聞きたくなかったワケでもない。
ただ、彼はきっとこの時間が苦痛だろうと。
嫌ってる相手に嫌いだと、本来は隠すような事はしない性質の彼が、恐らく僕が「大賢者」だからそれを堪えている。
いじめたいワケではないし、これ以上嫌厭度が上がってしまってもチーム的に困るだろう。
「引き止めてごめんね」
彼に背を向けて、元居た位置へと戻って本を手に取る。
「・・・別に・・・・・・」
ポツリと、彼が何か呟いた。
「え?」
既に意識の4割程は本に向いていたから、ほとんど聞き取れなかった。
彼の方を見ると、真っ直ぐにこちらを見ている。
「別に、嫌っているわけではない。ただ・・・・・・」
フイと目を反らされる。
「ただ・・・当たり前の事だが・・・・・・ユーリと、仲が良いだろう?」
それはつまり・・・・・・嫉妬?
思わずプッと吹き出す。
「あぁ、なんだ。そういう事」
僕が渋谷と仲が良いから。
当然地球の話なんかしていたら、彼は入って来られない。
どうしても越えられない壁があると思っていたのかもしれない。
手にしていた本を、もう一度棚に戻す。
「僕にとってもやっと現れた相方なんだ。僕自身の場所を変えるつもりはないよ。
でも別に邪魔をするつもりもないし、僕が渋谷を好きなのは友人としてだから、そこは安心して欲しいなぁ」
「そう、か・・・」
少し安堵した様に息をついて、それから少し気まずそうに服の装飾品をいじる。
「嫌いではないが・・・でも、苦手、ではある・・・」
ポツリと言われたセリフに苦笑する。
この際全部ぶちまけようという腹なのだろうか。
「全てを、見透かされているみたいで、気分が悪い」
「やだなぁ、いくら何でも僕だって人の考えてる事全部は分からないよ。今回だって、君に嫌われているものだと思っていたしね。
まぁある程度の予想は出来るけど、それも聞いてみない事には正解か不正解かは分からない。」
「その予想が当たっていそうだから言っているんだ」
「・・・それって褒められてる?」
「褒めてなんていない」
ぷいっと顔を背けた彼の仕草に、思わず笑みが漏れる。
「まぁ、これからは苦手意識を克服してくれると嬉しいけど・・・
僕はね。結構君のことが気に入ってるんだよ?」
「っ」
薄く染まった頬を、しっかり見てしまった。
彼はそれを誤魔化すように身体を反転させると、足音も荒く出ていってしまう。
「好意に慣れてないワケでもないだろうに・・・それとも、慣れてないのかな?」
意外と身近な人以外から寄せられる好意というのは少なさそうだ。
「ふぅん・・・結構カワイイんだ」
なんて言ったら、二人から怒られそうだ。
彼自身と、渋谷から―
ちまちま書いてたので途中で方向転換してます。
(どこで変わったか、ありありと分かる感じですがw)
こういう中途半端な終わり方が大好きです。
大好きというか得意です。
だって何も考えずに書いてるから、綺麗に終わらせられないんで・・・す・・・・・・(ぉ)
よく叱られます。
というか「続きはあるんですよね?」と言われます。
すみません。
上げてる時点で自分の中では終わってますので(サイテー!)
↓参加してみました♪よろしくお願いします↓

ヒマ潰しにつらつら書いていたムラプ。
続・・・きません、多分(爆)
『うわ、会っちゃった』とでも言いたそうな表情をされて、苦笑する。
どうも僕は彼から嫌厭されている様な気がする。
僕と直接話した事は多分数えるくらいしかないだろう。
複数でいる時でも、何となく話している様で、その実僕に対して発言する事はあまりない。
廊下ですれ違う程度ならこんな表情はしないだろう。
恐らく彼にとっては最悪な『会っちゃった』だ。
調べ物をしたくて、書庫に籠もっていた。
そこへやって来てしまった彼は、けれどバッチリと目が合ってしまった手前引き返す事も出来ない様子だ。
「やぁ、何か調べ物?」
とりあえず、何も気付かない様な顔をして笑いかける。
「あ、いや・・・頼まれて」
手にしていた数冊の本を持ち上げる。
その内の1冊は、渋谷の机の上で見た気がする。
「渋谷もそれくらい自分でやれば良いのにねぇ」
視線を本に戻して呟く。
「君も、渋谷には何だかんだ言って甘いから・・・まぁ君だけじゃないけど」
勿論自分も数の内だ。
彼は肯定も否定もなく、奥の本棚へ向かう。
これ以上僕と会話を続ける気はないという事だろう。
「まぁ良いけど・・・でもちょっと落ち込むなぁ」
こっそり溜息を落とす。
彼が僕を嫌っているとしても、僕は結構彼のことが気に入っている。
渋谷言うところの「チームメイト」なんだから、もう少し親しくなってくれても良いのではないかと思ったりもするのだけれど・・・
そういえば最初から僕は彼に避けられていたなと思い出す。
名乗りはしなかったけれど、彼は僕が「大賢者」だと気付いていたのだろう
「・・・・・・あれ」
フと浮かんだ疑問。
何となく聞いてみたくて、まだ奥に居た彼に近づく。
「ねぇ、フォンビーレフェルト卿」
声をかけられるという事は、近づく足音で察していたのだろう。
『嫌だなぁ』感たっぷりのオーラが漂っているけれど、彼はこちらを振り向いた。
「君は"僕"が嫌い?それとも"大賢者"が?」
「・・・は?」
「いや、僕自身が嫌われてるんだったら仕方ないかなーって思うけど。そうでないなら話が違うだろう?」
「べ、別に、嫌ってなんか・・・」
珍しく泳いでしまっている視線に、僕は思わず吹き出した。
「君って、ホント素直だよね」
羨ましくなるくらいに。
「別に好いてくれって言ってるワケじゃないよ。 ただ、嫌われているのはどっちかな、って」
「どっちと言っても・・・ 猊下は猊下で・・・」
「村田健=大賢者って事かな」
「そう、だろう・・・?」
恐らく質問の意図は通じていない。
彼は戸惑った様に、僕を見た。
目が合いそうになろうものならすぐに視線を外されてしまうから、これは相当珍しい。
「僕と・・・"村田健"と"大賢者"はイコールじゃないよ」
分からない、と言いたげに首を傾げる。
「村田健は村田健で、大賢者であった事はないから。
僕は渋谷と同じ年数しか生きてない。
ただ、大賢者であった人物がどんな風に生きていたか、何を考えていたか、そんな事を知っているだけだよ」
はっと顔を上げて、それから考え込むように俯いた。
「・・・・・・まぁ良いや。 嫌われているのは確定みたいだし・・・」
そんなに考え込む様な質問をしたつもりはなかった。
けれど彼は予想以上に難しい顔をして黙り込んでしまったから。
別に待っているのが嫌になったワケでも、答えを聞きたくなかったワケでもない。
ただ、彼はきっとこの時間が苦痛だろうと。
嫌ってる相手に嫌いだと、本来は隠すような事はしない性質の彼が、恐らく僕が「大賢者」だからそれを堪えている。
いじめたいワケではないし、これ以上嫌厭度が上がってしまってもチーム的に困るだろう。
「引き止めてごめんね」
彼に背を向けて、元居た位置へと戻って本を手に取る。
「・・・別に・・・・・・」
ポツリと、彼が何か呟いた。
「え?」
既に意識の4割程は本に向いていたから、ほとんど聞き取れなかった。
彼の方を見ると、真っ直ぐにこちらを見ている。
「別に、嫌っているわけではない。ただ・・・・・・」
フイと目を反らされる。
「ただ・・・当たり前の事だが・・・・・・ユーリと、仲が良いだろう?」
それはつまり・・・・・・嫉妬?
思わずプッと吹き出す。
「あぁ、なんだ。そういう事」
僕が渋谷と仲が良いから。
当然地球の話なんかしていたら、彼は入って来られない。
どうしても越えられない壁があると思っていたのかもしれない。
手にしていた本を、もう一度棚に戻す。
「僕にとってもやっと現れた相方なんだ。僕自身の場所を変えるつもりはないよ。
でも別に邪魔をするつもりもないし、僕が渋谷を好きなのは友人としてだから、そこは安心して欲しいなぁ」
「そう、か・・・」
少し安堵した様に息をついて、それから少し気まずそうに服の装飾品をいじる。
「嫌いではないが・・・でも、苦手、ではある・・・」
ポツリと言われたセリフに苦笑する。
この際全部ぶちまけようという腹なのだろうか。
「全てを、見透かされているみたいで、気分が悪い」
「やだなぁ、いくら何でも僕だって人の考えてる事全部は分からないよ。今回だって、君に嫌われているものだと思っていたしね。
まぁある程度の予想は出来るけど、それも聞いてみない事には正解か不正解かは分からない。」
「その予想が当たっていそうだから言っているんだ」
「・・・それって褒められてる?」
「褒めてなんていない」
ぷいっと顔を背けた彼の仕草に、思わず笑みが漏れる。
「まぁ、これからは苦手意識を克服してくれると嬉しいけど・・・
僕はね。結構君のことが気に入ってるんだよ?」
「っ」
薄く染まった頬を、しっかり見てしまった。
彼はそれを誤魔化すように身体を反転させると、足音も荒く出ていってしまう。
「好意に慣れてないワケでもないだろうに・・・それとも、慣れてないのかな?」
意外と身近な人以外から寄せられる好意というのは少なさそうだ。
「ふぅん・・・結構カワイイんだ」
なんて言ったら、二人から怒られそうだ。
彼自身と、渋谷から―
ちまちま書いてたので途中で方向転換してます。
(どこで変わったか、ありありと分かる感じですがw)
こういう中途半端な終わり方が大好きです。
大好きというか得意です。
だって何も考えずに書いてるから、綺麗に終わらせられないんで・・・す・・・・・・(ぉ)
よく叱られます。
というか「続きはあるんですよね?」と言われます。
すみません。
上げてる時点で自分の中では終わってますので(サイテー!)






